日伯友好病院の診療所開設=ショッピング・マイア内に

サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)傘下の日伯友好病院の診療所が、グアルーリョス市の「ショッピング・マイア(Shopping Maia)」(Av. Bartolomeu de Carlos, 230, piso P2)内に新しく開設され、4月10日午後2時から同診療所のお披露目式が行われた。
新診療所の開設は、日伯友好病院の地元グアルーリョス市での認知度向上を主な目的としており、診療所では血液・尿の検査のみが行われ、一日に最大60人まで対応できる。
開業時間は月曜日~土曜日の午前6時から正午まで(日曜日、祝日は休業)。事前予約の必要はないが、検査を受ける準備として12時間前からの絶食が必要となる。
診療所内には診療室とトイレが2部屋ずつと、検査後に軽食を提供する部屋がある。検査そのものは、日伯友好病院と協力関係にある「Fleury」社が担当する。

式には、援協の税田会長をはじめとする役員、与儀昭雄評議員会長、菊地義治名誉会長、岡本セルジオ病院長や同病院職員のほか、パウリスタ医療協会グアルーリョスのクラウジオ・アルベルト・ガルボン・ブエノ代表ら約30人が出席した。
式のあいさつで税田会長は、「日伯友好病院からほど近い場所で、治安的にも問題がないショッピング・マイア内にこうした診療所が出来たことは大変喜ばしいこと」と述べ、関係者への感謝の気持ちを表した。
また、岡本院長は「日伯友好病院では来院者への『おもてなし』の気持ちを大切にしており、今回の新診療所開設にあたり、さらなる向上を目指していきたい」と強調していた。

援協役員と来賓らによる記念プレート除幕の後、出席者全員にコクテルが振る舞われ、与儀評議員会長の音頭で乾杯が行われた。
新診療所への問い合わせは日伯友好病院(電話11・2633・2200)まで。