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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(158)

2025年5月6日

 商社・拓殖以外では、リオに横浜正金銀行があったが、一九四五年まで業務を継続した。同年七月、それを終了した。(その前月、ブラジルが日本に宣戦布告をしている)
 なおアマゾンでは、パラー州での鐘紡の子会社南米拓殖の開発事業は、既述の様にうまく行かなかった。僅かに貿易事業を継続していたが、開戦で会社の資産は殆ど政府に接収された。
 アカラ植民地は監査下に置かれた。
 アマゾニア州のアマ産は接収された。
 進出企業以外では、邦人が作った組合や商店、工場がサンパウロ(市)ほかに幾つかあった。
 組合については後で記す。
 商店は蜂谷商会、小西商会、破魔商会、大原...

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