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会員400人が参加、カタギリ下議も=沖縄サンタマリア支部運動会

2025年5月7日

開会式であいさつする高良支部長(右から3人目)。左端は荒木進オザスコ文協(ACENBO)会長。左から6人目がキム・カタギリ連邦下院議員
開会式であいさつする高良支部長(右から3人目)。左端は荒木進オザスコ文協(ACENBO)会長。左から6人目がキム・カタギリ連邦下院議員

 ブラジル沖縄県人会サンタマリア支部(高良たけしセルジオ支部長)は1日午前9時、「第51回沖縄県人会サンタマリア支部運動会」をオザスコ市のオザスコ日本ブラジル文化体育協会多目的運動場で行った。同支部会員約400人を始め、キム・カタギリ連邦下院議員も参加した。
 前日までの雨は上がったが、体感温度は18度と肌寒い。青空にこいのぼりが泳ぐ中で運動会は行われた。
 開会宣言に立った高良支部長は「サンタマリア支部会員の皆様、来賓の皆様、運動会に参加頂きましたことを深く感謝申し上げます。この伝統的イベントを通して家族、会員の皆様方の絆がますます深まりますように祈念します」と述べた。
 『ブラジル国歌』、『君が代』斉唱のあと、沖縄小中学校の運動会で歌われる『運動会の歌』を「待ちに待ちたる運動会、来たれり来たれり、ああ愉快。吹く風、涼しく、日はうららかに、きたえし技術、ねりたる手並み、正々堂々、いでいで示さむ、真っ先かけて、後れはとらじ。真っ先かけて、後れはとらじ」と皆で歌った。

沖縄民謡に合わせて老若男女が積極的に踊る
沖縄民謡に合わせて老若男女が積極的に踊る

 サンタマリア支部はブラジル沖縄県人会42支部の一つで、今年創立52周年を迎えた。支部運動会は創立翌年から毎年欠かさず行われてきたことになる。会館はサンパウロ市北部ヴィラ・ノーヴァ・カショエイリーニャ区ジョアン・ドス・サントス・アブレウ通り366番にある。高良支部長は『ブラジル沖縄県人会サンタマリア支部創立50周年記念誌』に「私はサンタマリア会館を第二の家のように思っています。なぜなら、会は私たちを実の家族のように受け入れ、歓迎し、サポートしてくれるからです」と熱く記している。
 午前中は100m競走、玉入れ、宝探し、ポンカン収穫競争など11種目をこなし、昼食の後は障害物競争、酔っ払い競争、400mリレー、棒倒し、など11種目を競技。同日全体で22種目を競技した。

ポンカン収穫競争
ポンカン収穫競争

 最後には『終わりの歌』を「競い競いし運動会、終われり終われり、ああ愉快。日は早や傾き、夕風涼し、日ごろの錬磨、ねりたる手並み、優勝劣敗、審判済みて、凱歌の声は天にも響く、凱歌の声は天にも響く」と斉唱して幕を閉じた。


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