クラブW杯=パルメイラスがベスト8に=フラメンゴはバイエルンに完敗

サッカーのクラブW杯のベスト16の試合が6月28、29日に行われ、パルメイラスはボタフォゴとのブラジル対決を制して8強に進出したが、フラメンゴはバイエルン・ミュンヘンに敗れ、脱落した。
パルメイラス対ボタフォゴの一戦は、ブラジリア時間の6月28日13時からフィラデルフィアで行われた。パルメイラスはボタフォゴに対して、2024年のルベルタドーレス杯以来、5戦連続して勝ち星がなかったが、この日は前半から積極的に攻めた。だが、ラストのパスがつながらず、得点が挙げられなかった。対するボタフォゴも、後半の給水タイミングまで試合の組み立てがうまくいかず、決着がつかないまま、延長戦にもつれ込んだ。
延長前半10分、パルメイラスは途中交代出場のパウリーニョが右サイドからドリブルで上がってゴール左隅に豪快にシュート。これが均衡を破って1対0。ボタフォゴは猛攻に転じるも、守りきったパルメイラスが1対0で勝利した。(1)
一方、ブラジリア時間6月29日17時からマイアミで行われたフラメンゴ対バイエルンの試合は、開始早々6分、バイエルンのコーナーキックをはじこうとしたフラメンゴのプルガーのヘディングがオウンゴールとなり、失点。これで浮き足立ったフラメンゴは後手後手に回り、優勢に攻めても、少ないチャンスを生かすバイエルンにリードを許す苦しい展開となった。
前半33分にはジェルソンの豪快なシュート、後半10分にはジョルジーニョがPKを決め、それぞれ1点差に追い上げたが、エースのハリー・ケインの2得点などで突き放したバイエルンが4対2で勝利した。(2)
ベスト8に進んだパルメイラスの準々決勝は4日のブラジリア時間22時で、チェルシー(イングランド)との対戦となる。