ジャパンハウスで11日から=「木の命を汲む人―棟梁の技と心」展
日本の伝統建築に息づく「木の命」をテーマにした展覧会「木の命を汲む人―棟梁の技と心」展が、11日からジャパン・ハウスで開かれる。主催は竹中大工道具館(神戸)。キュレーターは同館主任学芸員の西山マルセーロ氏。ロンドン、ロサンゼルスを巡回した企画の最終地としてブラジル開催となる。
展覧会では、自然への畏敬を基盤に木と向き合ってきた日本の大工文化を紹介。京都・大徳寺玉林院の茶室「蓑庵」の実物大構造模型を中心に、茶室建築を担う「数寄屋大工」と、寺社建築を支える「堂宮大工」、二つの伝統技術を対比させながら、日本独自の木造建築美を浮かび上がらせる。壁や天井の内部構造を間近で見...
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