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Brasil Nippou Gourmet Banzai!!=MAWARI寿司=日本式回転すしでお腹いっぱいに=こだわりの厳選素材

2025年12月6日

モルンビー店店内風景
モルンビー店店内風景

日本式の回転寿司がブラジルに存在することをご存じだろうか。「一世の祖父が日本を旅した際に着想した回転寿司に関するアイデアをブラジルで試してみたら上手くいったんです」と語るのは、回転寿司レストラン「MAWARI」の経営者、北川ドウグラスさん(60歳、三世)だ。

北川さんは、35年来の友人で共同経営者の三宅アンジェロさん(59歳、二世)と、2002年に最初の回転寿司店「Hiro」(現「Hanabi」)をサンパウロ市ビラ・サンフランシスコ地区にオープンした。2014年には「MAWARI MORUMBI」を大型複合施設「Morumbi Corporate Towers」内1階にオープン。2016年にはショッピング・ビラ・オリンピア内にも出店した。北川さんは「開業当時、ブラジルには回転寿司はなく、おそらく初めてだったのでは」と振り返る。

寿司盛り合わせ
寿司盛り合わせ

日本の回転寿司は「安い・早い・美味い」が売りだが、MAWARIは素材やサービスにこだわった高級志向。当日市場で仕入れた新鮮な魚や脂ののったチリ産アンショーバなどの厳選素材を用いている。ネタ数は約70種類に及び、黄(16レアル)、青(20レ)、緑(25レ)、赤(29レ)、金(36レ)、アースカラー(46レ)と皿の色によって価格がわかるようになっている。好みや食欲に合わせて好きな皿を取れる自由度と、素早く食べられる利便性がブラジル人客に好評だ。

寿司以外では、白ご飯と味噌汁にサラダ、天ぷら、メイン料理、小鉢を重箱に詰めた「エゼクチーボ」も人気。特にアンショーバのエゼクチーボは、調理にリンナイ製グリル調理器サラマンダーが用いられ、皮は香ばしくパリッと、身はしっとりと焼き上げられており、常連客からは絶品との評判だ。

アンショーバ定食
アンショーバ定食

MAWARI寿司では、系列3店舗で来年1月31日までシニア向けプロモーションを行っている。65歳以上とその同伴者は夜営業の時間帯に限り、20%オフになるという。サービス料金と駐車場料金、デリバリーやテイクアウトは割引対象外。

北川さんは「厳選素材で作った寿司や日本食、ブラジルで発展した回転寿司文化をぜひ味わっていただきたい。ご来店をお待ちしています」と微笑んだ。


■店舗情報■
MAWARI MORUMBI
【営業日】月~金曜日11時30分~15時、18時~22時、土曜日12時~15時、18時~22時
日曜定休
【住 所】Morumbi Corporate Towers - Av. Dr. Chucri Zaidan, 1240 - Chácara Santo Antônio (Zona Sul), São Paulo SP, 04711-130

【電 話】(11) 93354-0663


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