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汎米日本語教師研修が閉講=7カ国15人が学びを胸に修了

2026年1月31日

修了証を受け取った笑顔の研修生たち
修了証を受け取った笑顔の研修生たち

 ブラジル日本語センター(矢野敬崇理事長)は1月21日、第40回汎米日本語教師合同研修会の閉講式を、サンパウロ市の同センターで開いた。今年はブラジル、アルゼンチン、ペルー、ボリビア、コロンビア、パナマ、エクアドルの7カ国から計15人が参加し、研修の成果を胸に修了の日を迎えた。修了証書は、榎原良一会計担当理事と国際協力機構(JICA)ブラジル事務所の川妻孝平事業班班長から一人ひとりに手渡された。

 研修は今月6日から行われ、日本移民史料館やサンパウロ州移民博物館の訪問をはじめ、「学習者中心とは何か」をテーマに、自身のルーツや日本語教師としての役割について深く考える内容が組まれた。

 参加者の背景は、日本人、日系人、日系以外と多様で、日本語も母語として学んだ人、第二言語として習得した人などさまざまだ。居住国の違いも踏まえながら、日本語教育について多角的な視点で議論を重ねてきた。研修の締めくくりには、学習者像を見据えた授業案を各自が提案し、寄せられた質問や意見をもとに改善を加え、今後の授業に生かす作業が行われた。

 閉講式では、榎原理事が「日本語指導を通じて、すばらしい国際人材を育ててほしい」と期待を述べた。川妻班長は「言葉を学ぶことで、その国の文化や考え方、価値観、美徳といった、言葉だけではない部分も理解できるようになる。皆さんの今後の活躍を心から祈りたい」と語った。

 式の最後には、研修生全員でアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を合唱し、指導にあたった講師陣への感謝の思いを歌声に託した。


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