ぶらじる俳壇=170=伊那宏撰
ベレン 渡辺悦子
カルナバルの妻に見惚れる夫いて
〔華やかな衣装に身を包み、普段にない厚化粧をした自分の妻に見惚れる夫。夫もまた同様粋な衣装を身につけて、変貌した我が妻を讃美し共に踊っている。一年に一度の祭を大いに楽しんでいるのである。夫婦と言えども許される無礼講、自由にパートナーを取り換えて踊りに夢中になっている。南国の熱い太陽のもと、人々は日頃の鬱憤を晴らそうと体中で喜びを表すのだ。本句、自己体験のものとはとても思えないが、日本人である作者はこの句材を思い切り飛躍させて、カルナバルの雰囲気を最大限引き出した。これぞカルナバル。そんな納得の一句である〕
軽快な曲に酔い...
有料会員限定コンテンツ
この記事の続きは有料会員限定コンテンツです。閲覧するには記事閲覧権限の取得が必要です。
認証情報を確認中...
有料記事閲覧について:
PDF会員は月に1記事まで、WEB/PDF会員はすべての有料記事を閲覧できます。
PDF会員の方へ:
すでにログインしている場合は、「今すぐ記事を読む」ボタンをクリックすると記事を閲覧できます。サーバー側で認証状態を確認できない場合でも、このボタンから直接アクセスできます。