高齢会員に感謝の「ふくらかん」=鹿児島忘年会に会員大集合

ブラジル鹿児島県人会(文岡セルジオ正樹会長)は昨年12月8日、サンパウロ市ジャバクアラ区の同県人会会館で敬老会および忘年会を行った。サンパウロ市在住会員を中心にイビウナなどの地方会員ら約80人が参加した。
会冒頭ではコロナ禍やこれまで亡くなった人々へ1分間の黙とうが捧げられた。
その後、2024年の総括報告として、『23年県人会創立110周年記念誌』が完成したことや、23年に来伯した県知事・県議会議長関係各所に訪問し記念誌を手渡したこと、日本祭りと同時並行で開催された『ふるさといいもの展』の詳細、米ニューヨーク・マンハッタンで5月11日に開かれた、日米友好イベント「ジャパンパレード」にニューヨーク奄美会が出演し、ブラジル鹿児島県人会からも5人が参加して交流を深めたこと、10月28日の米国・ロサンゼルス市内で開催された「南加鹿児島県人会創立125周年記念式典及び祝賀会」にも出席し交流したことなどが報告された。
また、出席した75歳以上の会員に対し、婦人部の宮川イウダさん手作りの鹿児島県の郷土菓子「ふくらかん」が贈られた。
挨拶に立った文岡会長は「会員の皆さんを始めとする多くの方のご協力のおかげで、県人会は無事存続できております。ふるさといいもの展は大成功となり、こちらも心から感謝しております。今後も引き続きご協力をお願い致します」と語った。
元県人会会長の松村滋樹氏が乾杯の音頭を取り、参加者らは持ち寄った料理を楽しみながら、ビンゴ大会などを行い、一年の労をねぎらった。