ブラジル独立記念日特集=国家誕生の地に建つ知の殿堂=注目されるイピランガ博物館=再開館後1年半で100万人突破
独立宣言の丘にそびえ立つ宮殿
サンパウロ市南東部の緑豊かな丘陵にそびえる堂々たる建築、イピランガ博物館(Museu do Ipiranga、正式名称:Museu Paulista da Universidade de São Paulo)。203年前、ブラジル帝国皇帝ペドロ1世による独立の叫びが響いた丘に建つこの館は、単なる観光地ではなく「ブラジルとは何か」を静かに問いかける知の殿堂だ。その姿は単なる美術館や歴史館の域を超え、ブラジルという国家の歩みを象徴する記念碑そのものだ。独立の瞬間を刻んだ大地の上で、過去と現在を結ぶ時間旅行を体験できる。
「独立か、死か」—歴史...
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