ブラジル佐賀県文化協会70周年=記念式典に190人=山口知事、宮原議長来伯=『にじゅうまる』、佐賀牛などPR

ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)は24日午前10時から、サンパウロ市アクリマソン区の同会館で『ブラジル佐賀県文化協会創立70周年記念式典』を開いた。式典には佐賀県の山口祥義知事、県議会の宮原真一議長はじめ来賓、同文化協会会員、関係者約190人が参加、70周年を祝った。山口知事は一個2000円する佐賀のミカン『にじゅうまる』や佐賀牛、伊万里梨、うれしの茶、いちごさん、アスパラガスをPRした。
佐賀県文化協会青年部の川村ルアナ明日香さんとバーバラ・アルメイダさんが日ポ両語で交互に司会した。
県人会の江頭敏彦副会長が開会の辞を述べ、日伯両国歌を斉唱。先没者の霊に一分間の黙とうをささげて、来賓を紹介した。
西山会長はあいさつの冒頭、来賓、県人会会員、関係者の来場を感謝し「佐賀県人会は1955年に設立され、1966年に20人の青年が中心となって青年部を設立した。私はその一人でした。青年部育成のための施設が必要となり、1984年にこの会館が造成されました。以後、この会館で、新年会、焼きそば会、母の日、忘年会、佐賀健康体操、卓球、バドミントン、金曜日会を行っています。私は1972年に、県費留学生として一年間佐賀県にお世話になりました」と説明、「先輩諸氏の功績に感謝しながら、日伯両国の長所を視野に入れつつ、県人会の活性化と存続のために努力してまいりたいと思います」と述べた。

山口知事は「『日本ブラジル外交関係樹立130周年』および『戦後80周年』の節目の年にブラジル佐賀県文化協会創立70周年記念式典開催を心よりお喜び申し上げます」とあいさつ、「1910年に佐賀県出身の15家族60人を先駆けに、戦前戦後含めて4556人が移住。ブラジル全土の日本人移住者に良い刺激を与え、ブラジルの発展に貢献されたことは佐賀県民の誇りです」と述べ、「昨年は『SAGA2024』国民スポーツ大会および全国障害者スポーツ大会を開催した。これは国民体育大会と呼ばれていたもので佐賀大会から名称変更されました」と母県の現状を説明した。「国民スポーツ大会の際には天皇皇后両陛下にご訪問いただき大変光栄なことでした」とあいさつ、佐賀県の産物についてPRした。
続いて宮原議長、サンパウロ総領事館の後藤昭彦領事、サンパウロ市議会の羽藤ジョルジ議員、伊藤ケンジ議員、ブラジル日本都道府県人会連合会の谷口ジョゼ会長があいさつした。林禎二大使はビデオメッセージで「私と山口知事とは同じ1965年生まれで東京大学法学部卒業の同窓」と紹介、祝辞を述べた。
山口知事、宮原議長から県人会へ祝儀が贈られ、県人会から山口知事、宮原議長に記念品が渡された。山口知事から日系3団体(県連、援協、文協)に寄付があり、谷口県連会長が謝辞を述べた。知事から85歳以上の高齢者9人に表彰状が渡され、受賞者を代表して志田若代さんが謝辞を述べた。
羽藤議員と伊藤議員からそれぞれ山口知事と宮原議長にサンパウロ市の表彰状が贈られた後、山口知事から西山会長に県人会への長年の貢献をたたえて表彰状が贈られた。
山口知事、宮原議長、西山会長、江頭副会長、羽藤議員、伊藤議員、谷口県連会長、ビクトル・リッチマン青年部長による日本酒こも被りの鏡開きが行われた。記念ケーキカットをし、宮原議長の音頭で会場全員で佐賀県の銘酒『天吹』で乾杯した。
司会により「天吹酒造は江戸時代・元禄に創業、三百年以上続く酒造。パンジー、ナデシコなどの「花酵母」を使って造られます」と説明された。
昼食の後、『日本舞踊』、『佐賀健康体操』のアトラクションを楽しんだ。
午後3時半、羽原誠二副会長が閉会の辞を述べて終了した。