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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(290)

2025年11月19日


創立二十五周年の一九五二年には、組合員は五、〇〇〇人を超していた。

同時期、サンパウロ市場では、農産物に対する需要が依然上昇中だった。

第一次世界大戦の折と同様、戦時中の商工業の発展が、そのまま続き、人口が一九四〇年の一三二万から五〇年には二二〇万へ膨張していたことによる。

それを目当てに、奥地の邦人農家が、またも、サンパウロの周辺へ移動していた。

これは、同じ畑で棉作を長く続けたため土が荒れたとか、戦勝・敗戦両派の衝突が醸し出す嫌な空気から逃れようとしたとか…色々な理由があった。

彼らも移動によって心機一転、再出発を図っていたのである。その移動者の多くがコチアな...

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