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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(291)

2025年11月20日


他の地域でも、複数の組合が競い合っている処があった。

一地域一組合が原則という産組理論を学んだ者が見れば驚いたであろう。

が、これが活気を生んだ。

一九五四年、サンパウロ(市)の創立四百年祭の折、産組パレードというものが行われた。州内の産組が二百台以上の山車を連ねて、賑やかに大通りを練り歩いた。

日系からは七十台が参加した。その内訳はコチア五十二台、バンデイランテ八台、モジ六台、スール三台、中央会一台であった。

コチアの突出した台数は、その勢威を表している。スールの三台は、こうした場合、常に控え目であったこの組合らしい。バンデイランテの八台、モジの六台は多過ぎて虚...

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