文芸
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第22話
つまり、言うところは、コチア青年も今まで学校で学んだ事だけでは若殿みたいになるから、ブラジルでの実際...2022年8月11日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第21話
いよいよサントス港に上陸 一九五五年九月十五日、私は二十才と十一ヶ月。私もいよいよその日が来たなーと...2022年8月6日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第20話
船はロスの港を出て、メキシコ沖から中米の西海岸を南下し、いよいよパナマ運河を通過することになった。こ...2022年8月5日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第19話
移住斡旋所から港のあめりか丸までバスでの移動である。初めて見る大阪商船あめりか丸の大きな船体にびっく...2022年8月4日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第18話
それと、書き遅れたけど、私には汽車の旅の道連れがいた。私の親友、黒木敏雄が「俺も東京までお前と一緒に...2022年8月3日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第17話
話を聞くと頭の中で勝手なイメージをふくらませた。不安よりも希望の方が先行した。二週間位の期間中、日本...2022年8月2日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第16話
でも、私はこのチャンスを絶対逃したくなかった。現状で日本で頑張っても家の犠牲となって、あまり変化のな...2022年7月30日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第15話
昭和三十年(一九五五年)二月十六日、寒い日であった。私は富島定時制夜間部農科をやがて卒業することが決...2022年7月29日