2月会計、施設状況を報告=援協3月定例役員会

サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)の3月定例役員会が、27日午前9時半からサンパウロ市リベルダーデ区にある援協4階会議室とオンラインで開かれた。
2月分会計では、202万3694レアルの赤字(日伯友好病院は別会計)が報告された。
事務局報告では、2月の部門別寄付が14件で5万5897・04レアル。物品寄付は33件だった。
議題では、4月10日からグアルーリョス市の「ショッピング・マイア」内に日伯友好病院の診療所が新たに開所されること、4月26日に援協及び日伯福祉援協の評議員会・総会が行われることなどが報告された。
各委員会報告では、2月の会員総数が5108人(正会員329人、賛助会員4779人)で、会費総額は4万1123レアルだった。
各施設報告では、日伯友好病院がこのほど、カナダの国際医療認定「QMentum」から「ダイヤモンド」クラスの高評価認定を受けたことが発表された。
2月の巡回診療は、3日にモジ・ダス・クルーゼス市ピンドラーマ(受診数15人)で実施されたことが報告された。
また、PIPA(自閉症児療育施設)は今年6月初旬にサンパウロ市内センター・ノルテで開催される自閉症専門の展示会「Expotea」に初参加する。
そのほか、3月初旬の2週末に4日間にわたって行われた「第29回ダリア祭り」の収支報告を中田和夫運営委員長が発表。それによると、収入約34万5千レアル、支出約17万9千レアルで、約16万6千レアルの収益があったという。
援協傘下病院の2月の診察数は、日伯友好病院=4万7394件、サンミゲル・アルカンジョ病院=4802件、イタペチニンガ病院=1万8921件。
福祉部の2月の訪問内訳は590人(男性85人、女性505人)で、月間受付延べ数は1842人だった。
各施設の2月25日現在の入居者数は次のとおり。
あけぼのホーム=42人。イペランジアホーム=31人。サントス厚生ホーム=55人。さくらホーム=24人。