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税田援協会長とマルケット下議に=SMA市民賞授与式

2025年7月10日

SMA市民賞を授与された税田会長とマルケット下議(中央2人)
SMA市民賞を授与された税田会長とマルケット下議(中央2人)
菊地名誉会長の音頭で乾杯
菊地名誉会長の音頭で乾杯

 サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ(SMA)市(エリアス・ロドリゲス・デ・パウラ市長)による市民賞授与式が、6月5日午後6時からサンパウロ市リベルダーデ区の援協ビル5階神内ホールで開催され、援協(サンパウロ日伯援護協会)の税田パウロ清七会長と、シモーネ・マルケット連邦下院議員の2人に記念プレートが授与された。
 授与式には、受賞者2人をはじめ、SMA市のシジ・ジョゼ・フェレイラ市議、パウラ市長、アジナルド・ペレイラ・ジュニオール市議会議長と、援協から与儀昭雄評議員会長、菊地義治名誉会長、洲崎順副会長、サンミゲル・アルカンジョ病院(HSMA)とイタペニチンガ病院(HLOB)の運営委員長を兼任する森エリオ氏のほか、SMA市及び周辺地域日系団体代表や援協関係者など約100人が招待されて出席した。
 前園マルセリーノ事務局長の司会で進行した授与式は、ブラジル国歌を斉唱後に、フェレイラ市議が税田会長の経歴を、ジュニオール市議会議長がマルケット下議の経歴をそれぞれ紹介した。
 引き続き、パウラSMA市長が受賞した2人を祝福し、「2人の貢献は我々の市と地域に大きな発展をもたらしてくれた」と感謝の気持ちを表した。
 与儀評議員会長は、援協が長年の歴史の中で、数多くの人々の支援によって活動してきたことを強調。また、森運営委員長はHSMAの成り立ちを振り返り、「日伯友好交流130周年を迎えた今年にこうしたセレモニーができたことは大きな喜び」と述べた。
 受賞者の2人にそれぞれ市民賞の記念プレートが手渡された後、イタペチニンガ市長も務めた経験があるマルケット下議が謝辞を述べ、「救急外来を備えたSUS(統一保健医療システム)対応のHSMAとHLOBが出来たことは本当に素晴らしいことで、SMA市民賞をいただけることは私にとって大きな栄誉」と感激していた。
 税田会長は、HSMAとHLOBの2つの病院が地元議員のイメンダ・パラメンタル(議員割当金)の支援も受けて活動できていることに感謝を示し、「今日の受賞は自分にとって大きな名誉だが、今や3000人を超える職員を抱える援協には大きな責任があり、先人の思いを引き継ぎながら今後もより良い対応を行っていけるよう努力したい」と、改めて気持ちを引き締めていた。
 その後は菊地名誉会長の乾杯の音頭で祝賀会に移行し、出席した人々は受賞した2人を祝福するとともに、親睦を深めあっていた。


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