連載小説

小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=69
69 近所のものに経緯を知らせに行き、遅れた山路は馬で駈けつけてきて、狼藉者の前をふさいだ。先頭を歩...2023年10月25日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=68
と、忠告した。当然すぎる助言であったが、入植者たちは一応納得して帰り、それぞれ棉摘みに精を出した。約...2023年10月24日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=67
「反抗すると撃つぞ」 別の兵が銃をかまえた。律子たちはなすすべを知らず、おどおどと震えている。黙って...2023年10月21日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=66
昨年、山を焼いた後の湿地には焦げ死んだ鰐が見つかった。中央部の水溜りには生き残った何匹もの子鰐が水を...2023年10月18日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=65
そう言う父の言葉も、隆夫さんの愛国心も痛いほどよく解るわ。だけど私たちは外国に住んでいます。ここは養...2023年10月17日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=64
と、我々の活動を理解することもなく、むしろ嘲けられると、こちらも売り言葉に買い言葉で、祖国存亡の危機...2023年10月14日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=63
律子への手紙 しばらく御無沙汰してしまった。自活の道が拓らけてから便りするつもりでいたが、これでいい...2023年10月11日
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小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=62
彼らは一本の大木に両側から斧を入れ、白いコッパを散らしながら駄じゃれとも媚びともつかない言葉を投げ合...2023年10月10日
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