連載小説
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第18話
それと、書き遅れたけど、私には汽車の旅の道連れがいた。私の親友、黒木敏雄が「俺も東京までお前と一緒に...2022年8月3日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第17話
話を聞くと頭の中で勝手なイメージをふくらませた。不安よりも希望の方が先行した。二週間位の期間中、日本...2022年8月2日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第16話
でも、私はこのチャンスを絶対逃したくなかった。現状で日本で頑張っても家の犠牲となって、あまり変化のな...2022年7月30日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第15話
昭和三十年(一九五五年)二月十六日、寒い日であった。私は富島定時制夜間部農科をやがて卒業することが決...2022年7月29日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第14話
私のすぐ下の弟、三美は私と三つ違いで、貧乏ながらも学業に頑張っていて、私が二十才の時は一七才の高校二...2022年7月28日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第13話
その他、磯の浅瀬の石の下などにアカバと言って、頭部が大きく口も大きくて食べるところは少なかったけど、...2022年7月27日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第12話
錨を後部から下ろし、船が静止したら前頭部から巾三十㌢位、長さ八~十㍍位の道板を降ろして、前からは陸に...2022年7月26日
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第11話
私の高校時代は農科と商業科と合わせて四十人位だったと思うけど、その科の違いを越えて、皆仲良くやってい...2022年7月26日