【22日の市況】Ibovespa終値は0.36%高の125,574ポイントで450ポイント上昇=ドルは0.59%下落し5.16レアル
Ibovespaは落ち着いているようだ。本日、終値は0.36%高の125,574ポイントとなり、450ポイント上昇した。ブラジル株式市場の3連勝は、3月18、19、20日の時以来のこと。ニューヨークでも主要株価指数は一貫した上昇でセッションを終えた。商業ドルも0.59%下落し5.16レアルとなった。
空は晴れても、雨や雷雨はまだ否定できない。その間に洗濯物を干しておくのが一番だ。米国では、明日テスラ、水曜日にメタ、木曜日にアップルとマイクロソフトが決算を発表する。今週はアメリカン航空とグーグルを所有するアルファベットも決算を発表し、金曜日(26日)にはFRBが金融政策上好んで使用する指標である個人消費支出(PCE)インフレ報告で幕を閉じる。コースタル・ウェルスのジェレミー・ストラウブCEO兼最高投資責任者(CIO)は、CNBCに「大手ハイテク企業の決算とPCEインフレ率は、3月の高値から約5%下落している株式市場の短期的な軌道を再定義する可能性がある」と語った。
ブラジルでは、ウジミナス(USIM5)、ヴァーレ(VALE3)、ハイペラ(HYPE3)、クラビン(KLBN11)、アサイ(ASAI3)などが決算を発表する。貸借対照表期間は短く、5月中旬まで続き、一部のセクターは勢いはないものの改善が見込まれる。
イランとイスラエルの緊張が緩和され、中東戦争がムードの改善に寄与していることも重要だ。
そして、注目はブラジルの財政問題だ。欧州では状況は若干改善されたが、ここでは懸念材料であり、政府や投資家を心配させる爆弾発言や、新たな期限前支払いの時限爆弾が発生している。ロベルト・カンポス・ネト中央銀行総裁は本日、「財政問題はより重要になっている。誰もが債務の増加を心配している」と発言した。
アメリカでも同じだ。「パンデミック以降、国際貿易の正常化、金融政策の正常化が進んだ」とXPのモーニングコール番組に参加したXPのチーフエコノミスト、カイオ・メガレ氏は語った。「しかし、財政政策の正常化には至っていない。労働市場には謎があり、GDPが鈍化している国でも世界中で熱くなっている。これを理解する必要がある」と付け加えた。
ペトロブラスが株式市場を押し上げる
今日のブラジル株式市場の好材料は、ペトロブラス(PETR4)が配当金のニュースでブラデスコBBIの推奨を「買い」に引き上げた後、2.39%急騰したことだ。もうもうと立ち込めていたホコリがしずまってきた。今日、石油会社のジャン=ポール・プラテス総裁は、テーブル上の提案は50%の特別配当であることを強調した。この提案は、25日木曜日に予定されている株主総会に提出される。残された問題は、その資金の一部を維持するために石油公社に投資する価値があるのか、ということである。
InfoMoneyが聞いたところでは、アナリストたちの意見はさまざまだ。一方では、配当が分配される前に国営企業の株を買うのは良い考えだと主張する人もいる。一方では、PETR3やPETR4を今買うのは「意味がない」と言う人もいる。
今日好調だったもう一つの名前はペッツで、再びペッツ(PETZ3)は11.25%上昇した。コバシとの合併により、金曜日(19日)に37%以上を達成した後だ。ゲルダウ(GGBR4)も2.08%上昇した。
反対に、ヴァーレ(VALE3)は中国で鉄鉱石が下落したため、0.05%下落した。バンコ・ド・ブラジル(BBAS3)も1.15%下落し、この日最も取引された株のひとつとなった。
政治(および経済)面では、連邦政府がブラジルの信用市場の一部再構築を目指すアクレディタ・プログラムを開始した。この一連の取り組みには、起業家支援、中小企業に対する信用供与と債務再交渉の促進が含まれる。その目的は、所得創出と雇用を刺激し、経済成長を促進することである。「アクレディタ・プログラム」暫定令は、大統領の署名後直ちに発効するが、有効性を失うことを避けるためには120日以内に下院と上院の承認が必要となる。