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相川七瀬が初来伯公演!=各地で初ライブや特別出演=新曲『ワッショイ!』をひっさげ

2025年8月5日

相川七瀬
相川七瀬(提供写真)

 世代を超えてヒット曲を生み出してきた日本のシンガー、相川七瀬がデビュー30周年を迎える今年、9月に来伯公演を行うことが分かった。当地日系人の間ではカラオケやマツリダンスなどで、その楽曲が広く親しまれていることから日伯修好130周年を記念して外務省から親善大使に任命され、これを祝して開催されるツアーでは新たにリリースされた『ワッショイ!』をひっさげ、サンパウロ州やパラナ州で様々なイベントへの出演を予定している。

 相川七瀬は大阪府出身で50歳、1990年代に彗星のごとくデビューした。「夢見る少女じゃいられない」「BREAK OUT!」「Bye Bye」などの大ヒットで世界中のファンを魅了し、パワフルなライブパフォーマンスと個性的なスタイルで、今なお活躍中だ。昨年10月に来伯してマツリダンスで有名なグルッポ・サンセイなどと交流していた。

 9月5日(金)20時からブルーノート・サンパウロで、ブラジルでは初となる単独ライブを開催する。ステージに立つ初の日本人女性シンガーとして、織田哲郎らと共に名曲から最新曲まで当地ファンのためだけの特別なステージを届ける。

 翌6日(土)にはパラナ州で開催される「ロンドリーナ祭り」に出演し、マツリダンスの定番楽曲を披露予定。マツリダンスとは、普通の盆踊りでは飽き足らない若者たちが、盆踊りをモチーフにした振り付けをしたJpopで踊るもので北パラナが発祥の地。相川七瀬のデビュー曲『夢見る少女じゃいられない』はその定番ソングだ。

 7日(日)にはサンパウロ市の東洋街で開催される「第1回リベルダーデ盆踊り」に参加。日系人はもちろん、多くのブラジル人の前で楽曲を披露し、ともにマツリダンスを楽しむ。2日間のイベントでは大トリを務める予定。

 8日(月)には日本文化の発信拠点ジャパンハウスで特別講演会を行い、自身のキャリアや当地とのつながり、日本の伝統としての祭りや日本のポップカルチャーを融合してブラジルで生まれたマツリダンスについて語る予定。

【ブラジルツアー情報】◎ライブ:「Nanase Aikawa - Brazil Tour 2025」日程:9月5日(金)開演20時、会場:Blue Note São Paulo(Av. Paulista, 2073 – Bela Vista, São Paulo)年齢制限:18歳以上(18歳未満は保護者同伴必須)、チケットは一般200レアル、学生割引100レアル、販売サイト(www.eventim.com.br/artist/blue-note-sp/nanase-aikawa-brazil-tour-2025-3935991)

◎【出演】ロンドリーナ祭り(Londrina Matsuri)9月6日(土)会場: Parque de Exposições Ney Braga(Avenida Tiradentes 6275, Londrina, PR – 86072-000)開演時間20時半、年齢制限なし、詳細(https://gruposansey.org.br/londrina-matsuri/

◎【出演】第1回リベルダーデ盆踊り(Bon Odori - Liberdade)日程9月7日(日)、会場:サンパウロ市リベルダーデ広場、開演時間:16時半、年齢制限なし、詳細はリベルダーデ文化福祉協会(ACAL)

◎【講演】日程:9月8日(月)15時、会場: Japan House São Paulo(Av. Paulista, 52 – Bela Vista, São Paulo)、年齢制限なし(全年齢対象)、詳細:ブラジル日本商工会議所


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