JICA協力隊員リレーエッセイ=ブラジル各地から日系社会を伝える(45)協力とは一緒に考えること=アルモニア学園 見正麻友
私が活動しているのは、アルモニア学園という幼小中高一貫校です。ここは一言でいえば「日本とブラジルのいいとこ取り」。日本語の授業もあれば、ポルトガル語、英語、スペイン語もあって、算盤や太鼓の授業まである。校内を歩いていると、どこからかドンドンと太鼓の音が聞こえ、その向こうではポルトガル語で笑い声が弾けています。
私はここで「環境教育」の先生として活動しています。といっても初めて自己紹介をしたとき、子どもも保護者も口をそろえて「日本語の先生?」と聞いてきました。たしかに、日本人が来たら日本語を教えると思いますよね。私は笑いながら「いえ、ごみの分別や自然環境を教える先生...
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