連載小説
ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(195)
ただし、 「テロなどという大それた意識はなかった。テロという言葉は自分たちの心情とは合わない」 と否...2025年7月1日
ブラジル マンダカルー物語=黒木千阿子=(7)
マリーの弟のウィルトンとネンネが、無事に山の麓に隠した乳母車と荷物を担いで戻ってきました。 私はさっ...2025年7月1日
ブラジル マンダカルー物語=黒木千阿子=(6)
こうして、みんなでてっぺんに辿り着いた時、マリーもカイオも大はしゃぎ。私は、幾つも重なり合った山々に...2025年6月28日
ブラジル マンダカルー物語=黒木千阿子=(5)
山を二つ越えるというのは、まったくの初耳でした。その上、マリーはロングスカートにレースのブラウス。そ...2025年6月27日
ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(192)
『我々は、臣道連盟の院外団ということでもよいのですが…』 と言うと、 『イヤ、そういうものが在っても...2025年6月26日
ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(191)
七人の留置を知った別の邦人が、友人の陸軍大尉(非日系)の同行を求め、その夜、署を訪れ、七人に面会、事...2025年6月25日
ブラジル マンダカルー物語=黒木千阿子=(4)
そんな有様を見ているうちに、私は場違いな世界に飛び込んでしまったのでは、という感じがしないわけでもあ...2025年6月25日
ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(190)
この病中、三浦を見舞った青年がいた。平田進(九章参照)である。この平田に三浦は「マンテイガとケイジョ...2025年6月24日