ブラジリア大使館=天皇誕生日、約350人が祝う=林大使「日伯交流がより活発になる節目」

ブラジリアの駐ブラジル日本国大使公邸で2月19日18時から「令和6年度天皇誕生日祝賀レセプション」が行われた。
イベント当日は、マルコス・アマーロ大統領府安全保障室長官やヘルマン・ベンジャミン連邦最高裁判所長官、日系議員の西森ルイス連邦下院議員(伯日議連会長)、キム・カタギリ下院議員などのブラジル政府関係者や、当地民間企業代表者、教育・文化・スポーツ関係、日系団体、日系企業関係者など幅広い層の参加者約350人が出席し、天皇誕生日を祝った。
林禎二駐ブラジル日本国特命全権大使は、「天皇誕生日祝賀を無事執り行うことが盛大に開催できますことを大変嬉しく思います。2月23日に65歳になられる、第126代・徳仁天皇陛下は、当時皇太子殿下として、1982年に国際親善、2008年に日本人ブラジル移住100周年に、また、2018年に世界水フォーラム出席と、ブラジルを三度訪問されており当地で深いつながりを持っております」と述べた。さらに、「今年はルーラ大統領を国賓として招待することや大阪・関西万博の開催などがあり、日伯交流がより活発になる節目でもあります。日伯両国が発展するよう日本大使館もこれからも最善を尽くして参ります」と述べた。
レセプション会場には、日系企業などの活動展示ブースも設置され、日本産品輸入会社による日本酒の試飲ブースなども設けられたほか、公邸料理人による食事も提供され、参加者一同舌鼓を打ちながら活発に交流を行った。
日本食品の輸入を手掛けるヤマト商事の本田総一郎社長は「微力ながら天皇陛下の晴れの日を祝うことができて大変嬉しく思います。今年は大阪・関西万博もあり、大きな節目なので、日伯交流が活発になるようなことを行いたいと思います」と語った。