《記者コラム》口紅で落書きして懲役14年=「法服の下に人間の心がある」=フックス最高裁判事の忠告とは

 陽極まれば陰に転じ、陰極まれば陽に転ずる――太極図(道教のシンボルマーク)は、物事が栄枯盛衰するパターンを象徴している。ある動きが時代の頂点を極めた時、すでにその中央部には次に隆盛する新しい...

《記者コラム》ドリヴァル政権、そろそろ限界か?

 「この機を逃すと、来年のW杯優勝は厳しいだろうな」。サッカー代表(セレソン)のドリヴァル・ジュニオル監督の去就についてのことだ。1対4という記録的惨敗を喫した25日の対アルゼンチン戦を見て、...

朝日新聞サンパウロ支局=軽部理人さんが帰任=後任に河崎優子さん

 朝日新聞サンパウロ支局特派員の軽部理人さんが3月21日、帰任挨拶のため、後任の河崎優子さん、アメリカ総局長の中井大助さんと共に編集部を訪れた。  軽部さん(38歳、東京都出身)は2022年に着任し、特派員として中南米地域の取材を担当。数多く行った取材の中でも、2024年にブラジル政府が行った、戦時中の日本移民に対する迫害行為への正式謝罪関係の取材...

過去記事リスト

《特別寄稿》パナマ運河は誰のもの?=トランプ大統領の主張を検証=執筆者:小林志郎(パナマ運河研究家)

パナマ運河に対するトランプ大統領の言いがかり  トランプ米大統領の就任演説(1月20日)は、これまでの常識を覆す問題発言が多かった。ここでは、パナマ運河に対するいくつかの問題発言を取り上げ、その背景と狙いを割り出してみたい。  ...